回復期リハビリテーション病棟で行われている正確なADL評価の担保として、第三者評価の必要性が議論されています。
11月12日に行われた中央社会保険医療協議会で下記の資料が示されました。

入院時日常生活機能評価が同一の患者について、第三者評価の「認定の無い病院」と「認定を受けいている病院」を比較すると、認定の無い病院の方が運動FIMが低い傾向にあったとされています。
以前から恣意的に入棟時のFIMを下げていると指摘されいることもあり、次期改定においては回復期リハビリテーション病棟1について第三者評価の認定が要件化されそうです。
全国の回復期リハビリテーション病棟における第三者評価の認定率が示され、回復期リハビリテーション病棟1において約50%弱が認定を受けていることがわかりました。


リハビリ部門だけでなく医療機関全体で患者さんへ良質なリハビリテーションを提供する体制となっているか?必要な説明と同意が行われているのか?
まだまだ次期改定については確定ではありませんが、今のうちから院内で評価項目を把握し、対応をする必要がありそうです。
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