療養病棟 中心静脈栄養で嚥下機能評価?


令和2年度入院医療等の調査において療養病棟入院基本料の医療区分3において「中心静脈栄養を実施している状態」が最も多かったと示しました。


前回改定において、感染症対策や薬剤耐性対策の推進の観点から下記の要件が追加されました。



〇中心静脈注射用カテーテル挿入などについて長期の栄養管理を目的として留置する場合において患者又はその家族等への説明及び他の保健医療機関に患者を紹介する際の情報提供を要件に追加。

〇中心静脈カテーテルに係る院内感染対策の指針を作成することを及び中心静脈カテーテルに係る感染症の発生状況を把握すること

〇「中心静脈栄養を実施している状態」については、毎月末に当該中心静脈栄養を必要とする状態に該当しているかを確認すること。



中心静脈栄養の患者様に対しては、定期的な評価や情報提供が要件化されました。

次期改定に関する中間まとめの中では、長期の栄養管理目的として中心静脈栄養を留置している患者様に対し将来的に離脱を目標とした「摂食嚥下機能の評価」について必要性を提起しています。


調査データによると、下記のデータを示しています。



〇療養病棟入院中の嚥下機能評価の実施率は2割~3割程度 〇中心静脈栄養実施中患者における摂食機能障害の有無は半数程度 〇嚥下機能評価ありの方がなしと比較して抜去予定のある患者の割合が高かった。






あくまで予想ですが、医療区分3「中心静脈栄養を実施している状態」については、定期的な嚥下機能評価の実施が要件とされ、実施していない場合は医療区分2としてランクダウンすることも考えられるのではないでしょうか?


評価未実施の療養病棟については、言語聴覚士などと相談しチーム医療で療養の質を向上させていくように準備しましょう。


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