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新着情報

  • 2021年11月22日
  • 読了時間: 1分


かねてより、日本腎臓リハビリテーション学会等から透析中の運動療法の有効性が示されており「腎臓リハビリテーションガイドライン2018年版」が策定されています。




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透析患者さんは若い方から高齢の方まで幅広く、その状態にあったテーラーメイドな運動療法が推奨されています。



有酸素運動(ウォーキング、サイクリング、水泳等)
レジスタンス運動(マシーン、フリーウエイト、バンド)
柔軟体操(静的筋運動)


また運動療法中の循環動態を管理しながら行う必要があるため、初回には心電図モニター、血圧、心拍数、呼吸数の管理を求められます。



日本腎臓リハビリテーション学会では「腎臓リハビリテーション指導士」の資格制度を設けております。専門的な知識を持った人材の配置基準等も求められる可能性があるため、改定の動向を注視する必要があります。



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回復期リハビリテーション病棟で行われている正確なADL評価の担保として、第三者評価の必要性が議論されています。


11月12日に行われた中央社会保険医療協議会で下記の資料が示されました。


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入院時日常生活機能評価が同一の患者について、第三者評価の「認定の無い病院」と「認定を受けいている病院」を比較すると、認定の無い病院の方が運動FIMが低い傾向にあったとされています。


以前から恣意的に入棟時のFIMを下げていると指摘されいることもあり、次期改定においては回復期リハビリテーション病棟1について第三者評価の認定が要件化されそうです。


全国の回復期リハビリテーション病棟における第三者評価の認定率が示され、回復期リハビリテーション病棟1において約50%弱が認定を受けていることがわかりました。



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リハビリ部門だけでなく医療機関全体で患者さんへ良質なリハビリテーションを提供する体制となっているか?必要な説明と同意が行われているのか?


まだまだ次期改定については確定ではありませんが、今のうちから院内で評価項目を把握し、対応をする必要がありそうです。


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令和2年度入院医療等の調査において療養病棟入院基本料の医療区分3において「中心静脈栄養を実施している状態」が最も多かったと示しました。


前回改定において、感染症対策や薬剤耐性対策の推進の観点から下記の要件が追加されました。



〇中心静脈注射用カテーテル挿入などについて長期の栄養管理を目的として留置する場合において患者又はその家族等への説明及び他の保健医療機関に患者を紹介する際の情報提供を要件に追加。

〇中心静脈カテーテルに係る院内感染対策の指針を作成することを及び中心静脈カテーテルに係る感染症の発生状況を把握すること

〇「中心静脈栄養を実施している状態」については、毎月末に当該中心静脈栄養を必要とする状態に該当しているかを確認すること。


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中心静脈栄養の患者様に対しては、定期的な評価や情報提供が要件化されました。

次期改定に関する中間まとめの中では、長期の栄養管理目的として中心静脈栄養を留置している患者様に対し将来的に離脱を目標とした「摂食嚥下機能の評価」について必要性を提起しています。


調査データによると、下記のデータを示しています。



〇療養病棟入院中の嚥下機能評価の実施率は2割~3割程度 〇中心静脈栄養実施中患者における摂食機能障害の有無は半数程度 〇嚥下機能評価ありの方がなしと比較して抜去予定のある患者の割合が高かった。




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あくまで予想ですが、医療区分3「中心静脈栄養を実施している状態」については、定期的な嚥下機能評価の実施が要件とされ、実施していない場合は医療区分2としてランクダウンすることも考えられるのではないでしょうか?


評価未実施の療養病棟については、言語聴覚士などと相談しチーム医療で療養の質を向上させていくように準備しましょう。


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