令和4年度診療報酬改定における地域包括ケア病棟さま向けの情報をピックアップします
地域包括ケア病棟入院料、入院管理料の評価の見直し
ザックリ解説
●在宅復帰率について
地域包括ケア病棟入院料、管理料の1or2における在宅復帰率を7割以上から引き上げる
地域包括ケア病棟入院料、管理料の3or4でも在宅復帰率を●割以上を要件化
●自院からの転棟割合について
地域包括ケア病棟入院料2or4における自院の一般病棟からの患者割合を●割未満とする
※許可病床数●以上●未満を対象とする
●自宅等から入院した患者割合、在宅医療などの実績要件について
地域包括ケア病棟入院料、管理料の1or3における在宅等から入院した患者の割合を1割5分
以上から●割以上に引き上げる。また、自宅等からの緊急の入院患者の3か月の受入人数
について6人以上から●人以上に引き上げる。
地域包括ケア病棟入院料、管理料の2or4に在宅医療の実績を要件化
●急性期患者支援病床初期加算及び在宅患者支援病床初期加算について評価の見直し。
院内転棟や特別の関係にある医療機関からの転棟については評価引き下げか?老健からの
在宅患者支援病床初期加算とその他在宅施設の評価を差別化。
補足
ポストアキュートに偏った地域包括ケア病棟については厳しい改定となっています。地域包括ケアシステムの目的を果たすため、より在宅領域へ目を向けた対応が必要となります。改定の影響を強く受けるケアミックスの医療機関においてはベットコントロールの見直しが必要となるでしょう。
療養病床における地域包括ケア病棟入院料・管理料の見直し
ザックリ解説
●当該病棟、病室で、自宅等からの入院患者の受入が●割以上ある場合
自宅等からの緊急の入院患者の受入実績が前3か月で●人以上ある場合
救急医療を行うにつき必要な体制が整備されている場合
上記のいずれかを満たさない場合は経過措置をもって所定点数の100分の●に減算。
補足
対象となる医療機関は少ないと思いますが、しっかり報酬改定を読み込まないと見落としそうな項目ですね…。
#NAOマネジメント株式会社
#診療報酬改定
#地域包括ケア
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